社会
私たちあさひは
「自転車を通じて世界の人々に貢献していく」という経営理念のもと、
自転車を通じて「持続可能な社会の実現」に貢献すべく、
すべてのステークホルダーに向け、さまざまな活動を推進しています。
⼈権
人権尊重への取組み
株式会社あさひは、差別やハラスメントのない健全な職場環境を整えるため、「人権の尊重に関する基本方針」を定め、従業員への人権意識の浸透に取組んでいます。全従業員を対象にコンプライアンス研修を実施するほか、各種ハラスメント防止について社内規程に加え、ハラスメント防止ガイドラインを整備しました。また、取引先の選定においても、人権への配慮を重視しています。
⼈権の尊重に関する基本⽅針
- 1. ⼈権の尊重
- 私たちは、⼈権を尊重します。⼈種、信条、性別、社会的⾝分⼜は⾨地による不当な差別⾏為⼜は差別⾏為を助⻑する⾏為は⾏ないません。
- 2. ⼈権への悪影響の回避
- 私たちの企業活動を通じて⼈権の負の影響を引き起こしたり、助⻑することを回避し、そのような影響が⽣じた場合にはこれに対処します。また、取引関係によって私たちの事業、製品またはサービスと直接的につながっている⼈権への負の影響を防⽌または軽減するように努めます。
- 3. ⼈権啓発活動の推進体制
- 私たちは、すべての人の人権の尊重という視点を踏まえた業務遂行を目的とする教育、啓発活動に取組みます。
カスタマーハラスメントに対する基本方針
- 1. 目的
- 株式会社あさひ(以下、「あさひ」という。)は、カスタマーハラスメントを重大な問題と捉え、全ての従業員が安全かつ安心して業務を遂行できる環境を確保することを目的とし、カスタマーハラスメントに対する基本方針を以下のとおり定めます。本方針は、従業員の心身の健康を守り、お客様対応における健全な関係構築を推進するものです。
- 2. カスタマーハラスメントの定義
- カスタマーハラスメントとは、不当な要求、暴言、威圧行為など、お客様の心無い言動により就業環境が害される、以下のような事案を指します。
・要求の内容が妥当性を欠く場合
・要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当である場合
具体的には、業務時間外や業務範囲外の要求、身体的または精神的な攻撃、威圧的な言動、継続的または執拗な言動、差別的、性的または人格否定的な言動、従業員個人に対する攻撃、等があげられますが、これらに限定されるものではありません。
- 3. カスタマーハラスメントへの対応
- 【社内対応】
あさひは、カスタマーハラスメントから従業員を守るため、カスタマーハラスメント発生時に会社として適切な判断や対応ができる体制を構築し、従業員に必要なカスタマーハラスメントに関する知識及び対処方法の研修を実施します。また、より適切な対応のため、警察や弁護士など外部専門家と連携します。
【社外対応】
あさひは、お客様に対して真摯に対応し、お客様の信頼や期待に応えることで、より高い満足を提供することを心掛けます。
一方で、不当なカスタマーハラスメントに対しては、従業員の心身の健康と安全を最優先とし、毅然とした態度で臨みます。合理的な範囲を超える不当な要求や攻撃的な行為があったと判断した場合は、警察や弁護士等の外部専門家と連携し、法的措置等も含め厳正に対応します。
2024年10月制定
交通安全・啓発
安全意識の啓発に関する取組み
自転車に乗るすべての人に、正しい乗り方や交通ルールを啓発する活動を積極的に進めています。
ヘルメットの着用を推奨
2023年4月より施行された道路交通法の⼀部改正により、⾃転⾞利⽤者の全世代にヘルメットの着⽤が「努⼒義務」となりました。あさひは安全なサイクルライフと正しい着⽤をサポートいたします。
スポーツサイクル安全乗り⽅教室
ロードレーサー、クロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツ自転車の乗り方教室を各地で開催。乗り方教室を通じて、漕ぎだし方や止まり方、変速の仕方など基本的な操作法を身につけていただき、より安全にスポーツサイクルを楽しむお手伝いをいたします。
子どもたちの交通安全教室(あさひセーフティスクール)
自転車の正しい交通ルールを学び、運転手としての責任感や、周囲への思いやりの心を育む交通安全教室を実施しています。交通安全の本質を理解してもらうことを重視し、どうしてルールがあるのかをお子様に問いかけながら、楽しく、自発的に学んでいただきます。店舗でのイベント開催のほか、行政・教育機関・警察等からのご依頼にも対応しています。
これまでの実績
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|---|
回数 | 4 | 6 | 5 |
参加人数 | 49 | 83 | 140 |
自動車免許返納後の自転車利用をお手伝い
ご高齢者の運転免許証の自主返納が広がる中、新たな移動手段として自転車を選ばれる方が増えています。あさひでは、シニア向けの自転車を数多く取り揃えているほか、坂道や長距離の移動に便利な電動アシスト自転車の割引キャンペーン等も実施しています。
社会貢献活動
社会・地域への取組み
地域行政との連携
地域行政と連携した安全・安心な自転車利用環境づくりにも取組んでいます。2021年7月に大阪府豊中市、同年11月に大阪市都島区と「自転車の活用推進」を基本とした協定を締結しています。豊中市ではシェアサイクルの活用に関して、公用地を利用したステーション数62か所、ラック数458台を設置し、自転車活用の推進に協働しています。また、2022年11月には豊中市大門公園において、豊中市主催の「自転車利用の啓発イベント」に参画し、自転車利用に関する講義や、電動アシスト自転車を利用した試乗会を実施するなど、安全・安心な自転車利用の取組みを実施しています。
子どもたちの乗り方教室(あさひキッズスクール)
お子様の補助輪外しのお手伝いや、挑戦するお子様のサポートを行なっています。お子様の「できた」を応援しながら、自転車に乗ることで感じられるわくわく、達成感を通じて「自転車で楽しむ」ことをお伝えしています。
これまでの実績
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|---|
回数 | 43 | 44 | 43 |
参加人数 | 332 | 385 | 322 |
職場訪問
あさひでは小学生・中学生・高校生を対象に店舗での職場体験や見学、本社の訪問を受け入れています。当社が展開する事業内容やSDGs達成への取組みなどを紹介し、社員を通じて働き⽅や将来のキャリアについて理解を深めていただくことを⽬的として行なっています。
受入れ件数
2022年度 | |
---|---|
店舗 職場体験・見学 | 99 |
本社訪問 | 2 |
顧客満足
商品開発
お客様の声を反映した商品づくり
あさひでは、お客様からの商品やサービスに対するご意見、ご要望をタイムリーに社内で共有し、それらを反映し改善につなげる制度として「商品開発要望書」を運用しています。
多様なニーズに応える商品づくり
お客様のさまざまな用途、目的に応じて商品を選択できるようラインアップのさらなる充実を図るとともに、あさひブランドの既存商品の改良や新商品の企画開発も行なっています。
あさひは今後もお客様の声を商品の開発、改善に反映し、顧客満足度の高い商品づくりに努めながら、お客様のお困り事や期待をきめ細かく分析・把握し、商品開発に活かすことで、顧客満足向上につなげていきます。
アフターサービス
自転車購入後の不安を解消する適時適切なサービス
お客様の安全・安心な自転車ライフをサポートするため、自転車総合保証サービス「サイクルメイト」を提供しています。サイクルメイトは「サイクルベースあさひ公式アプリ」との連携も可能で、定期点検のプッシュ通知配信など、お客様により良いサービスをお届けできるよう改善を重ねています。
今後も、サイクルメイトとアプリの連携を強化することで、サービス品質の向上につなげていきます。
今後も、サイクルメイトとアプリの連携を強化することで、サービス品質の向上につなげていきます。
品質管理
安全・安心への取組み
充実した検査・確認体制
あさひブランドのうち、適用される品質基準の異なるスポーツサイクルを除くすべての自転車が、一般社団法人自転車協会が定める自転車安全基準「BAA」に対応しています。品質管理部門による徹底した管理・指導のもと、工場、倉庫、店舗の3段階で検査・確認を行ない、品質レベルの維持、改善に取組んでいます。
安全衛生
安全衛生への取組み
安全・安心かつ健康に働ける職場環境を提供するため、「安全衛生基本方針」及び「行動指針」を策定しております。
上記方針に基づき、安全・衛生に関する各委員会が通勤災害発生件数の低減や時間外労働の削減、メンタルヘルス対策などに取組んでいます。また、「安全管理委員会」を発足し、リスクアセスメントや委員による職場巡視を定期的に実施しています。
上記方針に基づき、安全・衛生に関する各委員会が通勤災害発生件数の低減や時間外労働の削減、メンタルヘルス対策などに取組んでいます。また、「安全管理委員会」を発足し、リスクアセスメントや委員による職場巡視を定期的に実施しています。
安全衛生基本方針
株式会社あさひは、「安全・衛生」が全てにおいて優先する絶対的価値であることを全従業員で認識し、全ての職場で誇りを持てる安全・衛生環境の実現を目指します。
行動指針
- 1.安全衛生法令を遵守し、安全衛生活動を推進します。
- 2.安全衛生に関する教育と情報共有を通じて、安全意識の向上に努めます。
- 3.従業員の心と体の健康保持増進に向けた職場の環境整備に努めます。
- 4.労働安全衛生低減目標を設定、監査を実施し継続的改善を行ないます。
- 5.労働安全衛生に関する基本方針及び行動指針を全従業員に対して周知を図ります。
社内での取組み
ダイバーシティの推進
ダイバーシティマネジメント
あさひでは、すべての従業員の個性を大事にし尊重し合える環境を目指し、ダイバーシティを推進しています。多様性を高め、イノベーションを生み出すことを重要な経営戦略の一つと捉え、すべての従業員が働きやすく、働きがいのある環境づくりに取組んでいます。
人材育成の取組み
教育制度・社内環境
あさひは「人」でできている。このスローガンのもと、多様な個性を持った従業員一人ひとりが輝き続けられるよう、教育制度の充実や社内環境の整備を行なっています。
健康に関する取組み
従業員の⾃転⾞通勤を奨励
⾃転⾞を扱う企業として、⾃らが積極的に安全、健康、環境といった社会価値を創出する活動の⼀環として、従業員の⾃転⾞通勤を奨励しています。⾃転⾞通勤の利⽤を通じて、従業員の⼼⾝の健康維持を⽀援し、通勤時のストレスを軽減するほか新型コロナウイルス感染のリスクも低減することができます。